検査機械(14)

IOLマスター

白内障手術で使用する眼内レンズ度数を決定するための検査装置です。この装置の登場により、従来の超音波による眼軸長測定法に比べて、測定精度が飛躍的に向上し、その患者さんに合った眼内レンズ度数をより正確に決められるようになりました。当院でも2007年に導入して以来、バージョンアップを繰り返しながら、白内障手術の術前検査に欠かせない検査機械として活用してきました。2015年度に新たに導入したIOLマスター700は、最新のスウェプトソースOCTテクノロジーを採用したことで更に測定精度が向上しただけでなく、従来機で測定困難であった高度に混濁した白内障でも、ほとんどの症例で測定が可能になりました。

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