平成10年 | 94眼 | 平成17年 | 295眼 | 平成24年 | 514眼 | 令和元年 | 467眼 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
平成11年 | 207眼 | 平成18年 | 366眼 | 平成25年 | 489眼 | 令和2年 | 455眼 |
平成12年 | 230眼 | 平成19年 | 360眼 | 平成26年 | 526眼 | 令和3年 | 433眼 |
平成13年 | 246眼 | 平成20年 | 363眼 | 平成27年 | 505眼 | 令和4年 | 442眼 |
平成14年 | 270眼 | 平成21年 | 360眼 | 平成28年 | 494眼 | 令和5年 | 450眼 |
平成15年 | 274眼 | 平成22年 | 344眼 | 平成29年 | 494眼 | ||
平成16年 | 259眼 | 平成23年 | 407眼 | 平成30年 | 485眼 |
手術合併症について
当院での白内障手術合併症率
後嚢破損
手術では水晶体の中身を完全に除去し、水晶体を包む嚢(非常に薄い透明な膜からなる袋)を残して、その中に眼内レンズ(人工水晶体)を固定するのですが、これが破れてしまう合併症です。
チン小帯断裂
水晶体嚢を支えている糸の ような組織が切れてしまい、眼内レンズを入れて固定するはずの袋自体が外れてしまう合併症です。
硝子体脱出
上記の後嚢破損やチン小帯断裂部位から、眼球内にある硝子体(内部に充満している寒天状の組
織)が前方に出て来てしまい、傷口から外に出てくる合併症です。
幸いにして、上記の術中合併症は、手術装置や手術手技の技術革新によって年々減り続けており、当院での成績では最近5年間の平均ですべて0.2%未満にまで減少し、手術の安全性はさらに高まっています。今後も当院では、『合併症の少ない、安全確実な白内障手術で最高の術後視力を』をモットーに頑張っていきたいと思います。