院長のコラム

2013年を振り返って

早いもので2013年もあと数日になりました。今年を振り返る上で、どうしても語っておかねばならないのは、やはり我らがカープのことでしょう。私自身は今年はMAZDAスタジアム、甲子園で計9試合を観戦して6勝3敗とまずまずでしたが、最後の1ヶ月の戦いぶりはあっぱれなものがありました。

細かいことを言えば、チーム編成や野村監督の采配など、例年のように欲求不満が貯まる前半戦ではありましたが、栗原や東出を欠いたままのあの戦力で、よく頑張ったと思います。丸や菊池のめざましい成長、後半に補強したキラ選手の活躍もチームの雰囲気をガラリと変えました。

今シーズン観戦した試合で特に印象に残っているのが、前田智徳選手の引退試合と、クライマックスシリーズの甲子園での試合でした。両ゲームとも中高時代の同級生のカープ狂仲間たちと観戦したのですが、久々の感動を味わえた試合でした(細かいことを言えば、前田の引退試合にあえて福井投手を先発させて、ゲームを壊した野村監督の采配にはいつものように非常に疑問を感じましたが)。甲子園でのCS第2戦はネット裏の方の席でしたが、それでも周りは半数以上が赤いユニフォームのカープファンでした。20年以上も優勝から遠ざかり、Aクラスでさえ16年ぶりだったのですから、不満が溜りに溜ったカープファンのエネルギーが一気に吹き出したという感じの盛り上がりようも当然かもしれません。

久々にカメラ小僧の血が騒いで撮影してきた写真を何枚かアップします。
まずは前田智徳選手の引退試合。

 

そして甲子園でのCS第2戦。

最終回の阪神の桧山選手も敵ながらあっぱれでした。カープでいえば前田選手のような選手なのでしょうが、プロとしての最終打席をホームランで飾り、阪神ファンも唯一、溜飲を下げたシーンでした。

 

やはりカープが勝たないと広島の街は盛り上がりません。大竹投手がF Aであの虚塵軍に去ってしまったのは残念ですが、ドラフトで獲得した大瀬良投手などの新戦力が穴を埋めて、来年こそ優勝目指して欲しいものです(前田健太投手がカープにいてくれるうちに!)
もう一つ忘れてはならないのが、サンフレッチェですよね。低迷するカープを尻目にJリーグでの奇跡とも思える粘りでの連覇は、本当にあっぱれです! 早く専用スタジアムを作ってあげたいものです。私自身はあまりサッカーに詳しくはないのですが、旧市民球場あたりにサッカースタジアムが出来れば、私も毎試合でも観に行きたいぐらいなんですが。

 

2014年の広島のスポーツ界も楽しみです。カープとサンフレッチェの同時優勝が初夢ですね。

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