涙の量的な不足、あるいは質的な異常によって、角膜の表面が乾燥しやすくなってキズを生じたりします。症状としては、「目がショボショボする、乾く感じ、疲れやすい」など様々な訴えがあります。特に、コンピュータ作業など、じーっと凝視して瞬きの回数が減ると症状は悪化しやすく、最近増えているといわれている病気です。
当院のドライアイ診察
フルオレセインという色素で目の表面の涙を染色して、涙や角膜の乾燥の状態を観察する生体染色顕微鏡検査が診断には欠かせません。当院では、動画像ファイリングシステムを利用して検査結果の画像を保存、解析し、治療効果の判定に役立てています。治療は、まず保湿成分のヒアルロン酸製剤の点眼を軸として、重症例には涙点プラグも積極的に使用しています。